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感謝の気持ちでメンタル安定、幸福度も高くなる【ポジティブ心理学】

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ふじ

どうも、ふじです!「感謝の気持ち」が大切っていうのは、ご存知だと思うんですが、

実は脳の働きを良くしたり、メンタルを安定させたりする役割もあることを知っていますか?

 

以下、「感謝」がどう良いのかということを解説していきます。


感謝の心がもたらす「5つ」のいいこと

①幸福度が高くなる

ポジティブ心理学では、よくある話で「感謝」の気持ちを育てると幸せになる、というのは耳が痛くなるほどよく聞きます。
ポジティブ心理学って何?っていう方はこちら


ポジティブ心理学の創設者であるマーティン・セリグマンの研究では、幸福度を向上するための、いろいろな心理テクニックやワークが開発されているのですが、


中でも1番、幸福度が上がったのが「感謝の手紙」です。


セリグマンのワークでは、実際に手紙を書いて相手に贈るのですが、そこまでしなくても、日記をつけるだけとかでも効果が確認されています。


②貯金が増える

一見すると「感謝」と「貯金」に関係なんてあるのか?と思うところですが、

2014年のノースイースタン大学の研究では、感謝の気持ちを持つと


心に余裕が生まれ、短期的なメリットよりも、長期的なメリットの方を重視するようになるという研究結果が出ています。


簡単に言うと、我慢強くなって衝動買いしなくなるということです。将来のことを考えて「貯金しとこうかな」という気持ちになるわけですね。

結果、お金が貯まりやすくなりますね。


③睡眠の質がよくなる

「感謝」には「不安」を軽減する作用があるという話なのですが、


2011年にナンシー・ディグドンが行った実験では、不眠症の被験者に「感謝の日記」を一週間つけてもらったところ、

全員がぐっすり眠れるようになったとのこと。


不眠の原因でよくあるのが「不安」だったりしますが、それが解消されたことによるものという見解です。


「感謝」は不安対策にも効果があったんですね。


④運動するようになる

これについては、理由はよくわかっていないようなのですが、

感謝をすることで、前向きな気持ちになりやすいことが関係しているのでは?ということが言われています。


実際にうれしい時とか楽しい時のように、気持ちが前向きな時、何かしら行動してみたくなりますよね。

なんとなくわかる気がします。


⑤美容にもいい

美容にもいいってどういうこと?って感じでしょうか。


2016年のわりと新しい研究では、感謝の気持ちを持つと、体内の炎症レベルが低下するというものもあって面白いです。


炎症が抑えられるので、身体の老化が抑えられるわけです。

こんなメリットがあるなら一日中「感謝」してたいですよね。


感謝に関する思い込みを捨てよう

感謝、感謝といいつつ、改まって「ありがとう」と伝えるのはなかなか恥ずかしかったりするもんですよね。


しかも「何か変だと思われないかな」とか勘ぐったりもします。


そこで、2018年にシカゴ大学が行った実験がこれを解決してくれました。


この実験では、被験者が同僚に「感謝の手紙」を渡すのですが、

相手がどんな反応をするか、ということを事前に予想してもらいました。被検者の予想と現実にどれくらいギャップがあるかということを調べたんですね。


それで、「少しは喜んでくれるだろう」とか「変なふうに思われないかな」と被験者が予想する中、結果はどうだったかというと、


手紙を受け取った相手は、全員が「めちゃくちゃ嬉しい」と思ったそうで、だれ一人として不信に思ったり、嬉しくないと思った相手はいませんでした


この実験で、人はありがたいと心で感じつつも、感謝の気持ちを自由に伝えられない、ある種の思い込みがあるということが分かりました。


これで、今日から惜しみなく感謝の気持ちを伝えられそうですよね。


ポジティブ心理学って科学的に正当性はあるのか?

ここまででポジティブ心理学って「すごい!」「いいね!」と思った方も多いと思いますが、じつは問題点が指摘されていることも事実です。


具体的にどんなことが問題なのかというと、

・長期の実験データがない
・被験者の数が少ない


ということでして、この辺がポジティブ心理学の今後の課題といったところでしょうか。


ただ、やって損しないレベルだということは、言わずともお分かりだと思うので、試してみたくなったらガンガン試してみましょう!

なんでも良いとこ取りすれば問題ないです。


感謝の日記

さいごに、実践しやすく効果も高い、感謝の日記の書き方について紹介します。

書き方とは言っても、「その日にあったよかったこと(感謝できること)を3つ日記帳に書き記すだけ」です。


やっぱり、習慣として毎日書いてた方がいいのかな?と思ったりするところですが、

2005年の「幸せがずっと続く12の行動習慣」でおなじみのリニア・リュボミアによれば


1日に3つの「感謝の日記」を週に3回つけたグループと、週1回だけつけたグループでは、週1回だけ「感謝の日記」を書いたグループの方が、最終的な幸福度は高かったとのこと。


意外なとこですが、感謝の日記を書く頻度が多いと「慣れてしまう」のかもしれないというのがリュボミアの見解です。


ただ、一般的には毎日書くのをおすすめされてたりするので、毎日書いてもいいんじゃないかなと思ってます。


面倒だと思う人は週に1回だけでも書いてみてはいかがでしょうか。


感謝ってやっぱり大切

いかがだったでしょうか?

個人的には、日ごろから「感謝の気持ち」を大切にしたいと思っているので、この記事を書いているときは、なんだかいい気分でした。

「感謝」ってやっぱり健康にいいっていうのが現代の結論なので、ぜひ試してみてくださいね!

 

ポジティブ心理学についてもっと知りたい!って方はこちらの記事をチェック

 

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ふじ

(元)経験年数4年のメンタル系作業療法士。パーソナルカウンセリング・コーチングの経験を経て独立。現在、自由人。「個人が自由に生きる」ことをテーマに、メンタルの整え方や心理系スキルについての発信をしています。

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