貧乏人ほど高級品を身につけろとか言われることがあります。
斎藤一人さんの「金のロレックス」の話が有名?ですよね。(気になりすぎてしょうがない、という方はYoutubeで「金のロレックス」と検索すると出てきます)
とはいえ、僕はあまり好きではないですが。(視聴すれば分かりますが、取り巻きの人がとにかく不快です)
そして、先に結論から言っておくと、ロレックスは必要ないということで落ち着きました。
高い車とか、高い時計とかそういう類いのものは今後いっさい買わないと思います。
ただ、僕も裕福な育ちではないためか、事実として一般の方が買わない高級品というのに興味がありました。
この辺は個人的なコンプレックスでもあるので若干気が引けますが、「僕の体験談が誰かの役に立つかもしれない」と、そう思い、ぶっちゃけてみることにしました。
では、いってみましょう。
【ROLEX】 デイトジャスト
【買ったモデル】
ロレックスのデイトジャスト
ゴールド×スチールのコンビ
定価120万円くらい
「ロレックスは価値が落ちないどころか逆に上がる」と聞いていたのですが、それは違うということを最近知りました。というのも、出来心から時計を簡易査定してみたのです。
そしたら、聞いてビックリ!なんと定価の50~60%「半額」くらいでした・・・
聞いていた話と違ってたなぁと思いつつ、ググって調べてみると価値が上がるかどうかは受容と供給によってまちまちだということが分かりました。
つまり、モデルによって価値が変わってくるのです。ちなみに僕が持ってるデイトジャストはスタンダードすぎてそこまで需要がないということが分かり、20~30mほど投げてやろうかという気持ちになりました。
もし買うなら、デイトナやサブマリーナ等の人気モデルにした方が良さげです。
ロレックスを買ってみたときの気分
購入後、すぐ着けようと思っていたのですが、時計を長持ちさせるために、着用前に特殊なコーティングが施されます。
コーティングが安定するまで7〜8時間かかるので、なんとももどかしい半日を過ごす羽目になりました。
期待感が高まる感じですね。
ロレックスを着けたときの感覚
始めは独特な緊張感がありました。
着けたことがある人は分かると思いますが、安い時計と比べて重厚感があります。質量的にも重たいです。頑丈さ、重さが高級感をイメージさせます。
あと机の角や、ドアノブなどちょっとした出っ張りに遭遇するとぶつける不安があるので、物言えぬ恐怖感というものがあります。感覚としては、現金輸送でもしているかのような、独特の緊張感がありました。
周りの見る目が変わったか
僕の感覚としては、周りの目は変わったという、わりと肯定派です。
人によっては意見が分かれるところでしょうが、ロレックス着けても人は気づかないという意見をよく聞きます。
なぜ、このような意見の食い違いが起こるのか?
それは当人の思考がどこにフォーカスしているか、ということではないでしょうか?
ロレックスをつけても周りの見る目は変わらなかったという方の特徴を考察してみました。
【考察】
・ロレックスを知らない大多数の人にフォーカスしている
・そもそも周りにどう見られているかということを正しく評価できていない
・VIP対応を期待しすぎている
おそらく、否定派の多くは完璧主義なのでしょうと思います。ポジティブな面よりもネガティブな特徴の方ばかり気にしてしまうという日本人に多い特性です。
正しい評価を下すには、正と負の両面からの評価が必要だと思います。
僕の感覚
ロレックスをつけるメリットはある、という感じでした。
僕は、ある程度の成果があがれば満足できるたちでして、ロレックスに対して100点満点の期待を寄せるということはしませんでした。
しかし、なかば60点くらいの成果は上がったというのが僕の感覚です。
僕の感じた成果は以下
・列に並んでいると僕の周りだけ余白が多い
・分かる人には分かる、特におっさんにガン見される
・家電量販店や服飾雑貨店などでは、明らかに店員の態度が誠実になる。
・スタバにいくと店員さんが褒めてくれる
やはり、ロレックスを身につけた場合の方が明らかにメリットがあったという感覚でした。特に、家電量販店や服飾雑貨店では、店員の押し売り感がなく、自由に買い物できました。
【結論】ロレックスを買うべきかどうか
序盤でもお伝えした通り、僕の結論としては、『買わなくていい(どちらでもよい)』という感じです。
ただ、営業職など人と対面するような方に限ってはユニフォームとして購入していても損はないなという感じです。(明らかに営業がしやすくなります。体感済みです。)
高級品というのは、分かりやすい権威性の象徴ですからね。
お客は信頼できる人に対しては絶大な注意を払います。ここでいう信頼とはロレックスというブランドに対しての信頼であって、あなたに対しての評価ではありませんから、お間違えのないように。
一般の方が普段着としてロレックスを買っても、得られるメリットはそこまで大きくないので仕事で使うとかではない限り必要ないと思います。
ロレックスをつけていると、お金を持っているように見えるのは事実ですが、だからなんなのだという感じです。
また街中で金目の物をひけらかすのは得策ではありません。本当にお金を持っている人は、無駄なリスクを負いたくないので、必要でないときは見せたりしませんから。
最後に
さいごに一言。
『ブランドで着飾るのではなく、あなた自身の価値を高めよ』
大事なのは、あなたの誠実さであり、人間的魅力である。そこに高級品は必要ない。
もしも、どこかしらで高級品や特別な能力をひけらかしている人を見かけたらこうしましょう。
そういう人に対しては特別扱いしてあげる。それも本人の望むかたちで。
それが、大人の余裕というものでしょう。
高級品や特別な能力は、何かしらの権威を持ちたい人にとっては、手っ取り早く自分を大きく見せる手段となります。
要は自分は特別だと認めてもらいたいのです。
ある種、自分もそのようでした。例に漏れませんでした。
こんなことが言えるようになるなんて。ああ、成長したなぁ・・・
ということで、それでは、また。