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【アドラーの個人心理学】人生の迷いを晴らすには「意味」を考えよう

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どーも、ふじです。

人生というのは思っているより素晴らしいものではないのかもしれません。だから、人生が嫌になったり、無意味に思えるときがあります。

そういうとき、あなたはどうしたいでしょうか?何とかしたいとは思いつつ、どうしたらいいか分からないのかもしれませんが、もしそうだとしたら「今が変わるときです」

というわけで、今回は生き方を決めるのに参考になる個人心理学(アドラー心理学)のエッセンスを学んでいきましょう。


人はみな、幸せになりたい

人生は人それぞれで、いろんな価値観がありますが、究極的な目的は1つです。

いやいや、生きる意味なんてもっとあるでしょ。プロのスポーツ選手になりたいとか、社長になりたいとか、言い出すとキリがないですよ。と思うかもしれません。

もちろん、それは正しくて尊重すべきものです。でもよくよく考えを煮詰めていくと、やっぱり1つの目的が見えてきます。それは「幸せ」です。生き方は人それぞれのようで、じつはみんな幸福を目指しているんです。幸福を手に入れるための「手段」が人それぞれ違うというだけの話です。

ということで、人類みな向かう目的はただ1つ「幸福」ということになります。

その幸福が実現していないから、苦しいと感じるのではないでしょうか?じゃあ、その苦しみの原因は何なの?ってことになってきますね。次をみてみましょう。

関連記事:幸福の5つの要素とは


苦しみの根源

アドラーの個人心理学(個人的に心理学というより哲学的だと思う)では、承認欲求というキーワードが出てきます。簡単に言うと、他人から「ほめられたい」とか「認められたい」という欲求のことです。


他人から認められるということは、人生において渇望とも呼べるほど根源的な欲求です。人生において、人間関係は切っても切り離せない問題なのですが、この承認には終わりがありません。それが問題なんです。


これでは自動車と同じで、他人から承認されるというガソリンが尽きると、動くことができなくなってしまいますよね。これは、よくゼンマイ仕掛けの人形に例えられます。自分の足で歩こうとせず、他人から与えてもらうことを待っていては一向に解決しないのです。


依存

苦しいのは、自分の力ではどうすることもできないことをコントロールしようとしているからです。つまり、依存している状態だということです。自分の価値を他者に決めてもらおうとしている、これが苦しい原因です。



自立

では、どうすればいいのかというと、他者からの承認を求めるのではなく、自分の意志で自らを承認するしかありません。自分の価値を自分で決める、これが自立しているということになります。自立している人は、他者の承認が問題にならなくなるというわけです。

ここで大事なのが、自立するうえで他者に貢献すること、他者貢献感がなくてはいけません。独りよがりではなく、他者に貢献できる器があって初めて自立できるといえます。

関連記事:自己実現している人の特徴とは


人生の意味

人が人間関係を切り離せないことと同じように、個人にとっては人生の意味というのもまた切り離せないものです。人間社会という共同体のなかで、人間が見出す「意味」にはやっぱり人間関係がかかわってきます。


人生の意味とは他者が共有できる意味である

人に貢献するためには、まず自分が満たされていないとダメなのでは?他人のために尽くしたら、個性がなくなってしまうのでは?と思う人もいるかもしれませんが、残念ながら順番が逆です。先に目標があって、その目標に合わせていかないとやるべきことが多すぎて、どれも中途半端で終わってしまいます。

最終目標は人間社会という共同体にフォーカスしましょう。人類のためになることをしましょうということです。目標は他者が関わるものになっていないと、共同体の中で自分が何をするべきか分からないのです。


貢献が人生の真の意味である

人間の世界で生き残ってきたものは、人間に貢献したものだけです。貢献しなくなったものはいずれ無くなっていきます。使い道のない古いものは必要ないからです。逆に貢献するものはいつまでも残りつづけます。単純にそれがないとやっていけないからです。

人類という人間社会の共同体では、人は1人で生きていくことができないようになっています。なぜかというと、あらゆるものが人々が協力することで成り立ってきたからです。なので、これからも「協力」という本質が残っていくはずです。

だったら人生の目的は、人類の役に立つことにつなげていくことが必要なのではないでしょうか?


なおかつ、人が究極的に「幸福」を目指すのなら、人の集合である社会もまた「幸福」に向かうはずです。だとすれば、人類が幸福になるために自分がやりたいことは何か?と問い続けることが答えではないでしょうか?



さいごに

ということで、わりと抽象的なお話ではありましたが、人生の意味を考えるための参考になりましたでしょうか?

自分の価値を自分で認められるようになって、自らの力の及ぶことに注力する。そうすることで苦しみから解放されたら、かなり心のゆとりが生まれてくると思います。

そして、余裕ができたら今度は「社会という共同体」の中で自分がしたいこと・役に立つことは何か?ということを問い続けていきましょう。


それじゃ、またね!

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ふじ

(元)経験年数4年のメンタル系作業療法士。パーソナルカウンセリング・コーチングの経験を経て独立。現在、自由人。「個人が自由に生きる」ことをテーマに、メンタルの整え方や心理系スキルについての発信をしています。

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